夏の魔物10周年記念対談特別編 広瀬彩海(こぶしファクトリー)×塚本舞

インタビュー・文:南波一海

 

——塚本さんはこうしてグループで歌ったりするようになる以前からハロー!プロジェクトが大好きなグラビアアイドルとして知られていて。大森靖子さんが『コピバン祭』というイベントでハロプロ楽曲をカヴァーして、そのときに塚本さんがヴォーカルでゲスト参加したんですよね。その様子を見ていた夏の魔物の成田さんが「歌えるじゃん」ということで塚本さんをスカウトしたという。
 
塚本:靖子ちゃんと一緒にハロプロをカヴァーしたのがきっかけで、いま、歌をやっているんです。
 
広瀬:すごい!
 
塚本:それが2年前です。
 
広瀬:ちょうど私がハロプロ研修生に入ったくらいですね。
 
塚本:私、あやぱんさんが生まれる前からハロプロが好きで。
 
広瀬:え!
 
塚本:生まれる前にモーニング娘。ができているので。
 
広瀬:そうですね。モーニング娘。さんが98年にできて、私は99年に生まれいてるんです。「LOVEマシーン」が出る1ヶ月前に生まれました。
 
塚本:そのくらいずっと好きで。あやぱんさんがハロプロに入られて、こぶしが結成されて…っていうのもずっと見させていただいていたので、嬉しくて。去年の夏に、横浜の野外フェスに出られたじゃないですか。
 
広瀬:赤レンガですか?(※SUMMER CONFERENCE 2015〜『サマステ!』ライブ)
 
塚本:そうです。あれが屋外で初めて見るこぶしファクトリーさんだったんです。
 
広瀬:こぶしとしても初めての野外でした。
 
塚本:普段のステージで見るのとはまた違って、すごい感動しちゃって。青空の下で潮風が吹いているようなところで。あの時の景色が忘れられなかったので、今回こぶしさんが魔物に出てくださるというのが念願なんですよ。
 
広瀬:嬉しいです。こぶしもそこから色々なフェスとかに出させていただいて。とにかく野外が好きなんですよ。外の日差しもあって開放的になって、凄くテンションが上がっちゃうので。野外のフェスに呼んでいただけるのは嬉しいので、みんなすごく喜んでいました。
 
塚本:野外はパワーが2〜3倍になって見えます。そもそも、夏の魔物を主催している成田さんやアップフロントのかたに「こぶしファクトリー出てほしいな」って言っていたんですよ。そうしたら話が進んで、出演が決定して。
 
広瀬:すごい!
 
塚本:私がきっかけになってしまったので、「このフェスいやだったな」って思われたらどうしようと思ってます。
 
広瀬:私自身、ハロー!プロジェクトに入る前は、つんく♂さんがプロデュースされていたNICE GIRL プロジェクト!というところの研修生だったんです。こぶしはハロプロのなかだと比較的、対バンイベントとかに出させていただく機会は多いんですけど、私がナイスガールのときは毎週のように対バンに出させていただいたりしたので、そこで学ばせてもらったことをこぶしファクトリーのみんなで共有したりしています。夏の魔物に出させていただくのが決まったときに、どんなフェスなのかなってネットで検索したりしたんです。私が見たのがゆるめるモ!さんの動画で、あのちゃんが自由に客席にダイブしたりしていて、自分たちの気持ちとお客さんの気持ちが近いんだなと思って、楽しみになりました。生ハムと焼うどんさんも出るし、バンドさんも出るので、頑張りたいなって思います。
 
塚本:こぶしさんってハロー!プロジェクトのなかでも対外試合が多くて、古き良きハロプロを引き継いでいる部分もあれば、現代的な面もあって、攻撃力が高いじゃないですか。夏の魔物に向いてると個人的に思っているので、ファンのかたをたくさん獲得してくれるんじゃないかなって思ってます。青森の人に「これがこぶしファクトリーだ!」って私が自慢したい気持ちです。
 
——自分のグループの自慢はしなくていいんですか(笑)。
 
塚本:ここは、いちハロプロファンとして。ハロー!プロジェクトのユニットを青森に集まったかたに見せられるのが嬉しいです。
 
広瀬:ありがとうございます。

塚本:こぶしさんたちが出るのはリングのステージなんですよね。リングに立ったことありますか?
 
広瀬:プロレスのリングはないです。ネットで大森靖子さんが出られているのも見ました。
 
塚本:全方位にお客さんがいるので、フォーメーションもちょっと変えなきゃいけないんじゃないかなって。
 
広瀬:すごい楽しそう!
 
塚本:あと、跳ねるんですよ。ジャンプするとゆらゆらするから酔っちゃうかもしれないです。
 
広瀬:そんなにですか? 滑るステージとかってたまにあるじゃないですか。そういうときに必ず転ぶのが藤井梨央と和田桜子で。体幹がないのかわからないんですけど、本当にすぐ転ぶんですよ。その2人が「ドスコイ!ケンキョにダイタン」で相撲を取ったりするんですけど、この曲がセットリストに入ったらっふたりとも転ぶかもしれないですね(笑)。
 
塚本:いつもと環境が違うので気をつけてください。でも本当に嬉しい。今年は、ヒャダインさんが私たちと一緒にステージに出てくださるんですけど、ヒャダインさんが出演してくださる年にこぶしさんが出てくれることが本当に嬉しくて。
 
——「チョット愚直に!猪突猛進」を出した今年がいいだろうと。
 
広瀬:ありがとうございます。夏の魔物が決まったって告知したら、びっくりしているファンのかたが多くて。どんなイベントなんだろうって調べたら、すごいインパクトでした。アイドルフェスとはまた違って、ロック感とかアーティスティックな感じもあって面白そうだなって思いました。このなかにこぶしが入ったときに、埋もれちゃわないか不安ではあるんですけど。
 
——個性という意味ではこぶしファクトリーは相当強いと思いますよ。
 
広瀬:いやいやいや。
 
塚本:出演者の名前がガーって書いてある告知のポスターを見ると、こぶしファクトリーっていうのは名前だけでも輝いているので。


 
広瀬:でも、こぶしファクトリーって字を見て真っ先にアイドルグループだって思う人いないですよね。
 
——知らない人が見たらなんだろうってなるかもしれない。
 
塚本:もう馴染み過ぎてるからわからない(笑)。
 
——僕らからするとそうですけど、まったく知らない人が字面だけ見たら、お笑いユニットと勘違いする可能性だってありますよね。
 
広瀬:そうそう。1年半くらい活動してるから普通なんですけど、友達にグループ名を聞かれて、何の気なしに「こぶしファクトリーだよ」って言ったら、「え? こぶ……し?」みたいになっちゃって(笑)。普通の人からしたら変わった名前だよなって改めて気づかされるときもあります。
 
塚本:同じと言っていいのかわからないけど、夏の魔物もそうで。「夏の魔物です」って言うと「えっ、冬はどうするの?」って質問されたりします(笑)。慣れちゃうと自分たちが変わった名前だっていうのがなかなかわからないものですよね。
 
——フェス名でもあるし。
 
塚本:ややこしいですよね。しかも、こぶしさんは見ればアイドルグループだってわかりますけど、私たちの場合は名前を言って写真を見せてもますます謎が深まる(笑)。(CDを広瀬に渡しながら)こういうグループで……これを見たところでよくわからないですよね(笑)。男女混合なんです。
 
——プロレスラーもいるし。
 
塚本:女子3人とプロレスラーとドリル生やしたお兄さんとロックなお兄さん。


 
広瀬:調べたら、歌ってプロレスして、みたいなことが書いてあって。「プロレス?」と思ったんです。
 
塚本:ライブ中に偶然暴漢が現れちゃんじゃうんですけど、その人をプロレスラーが退治するんです、大抵の場合。それを私たちが歌で応援するみたいな感じです。 
——大きく言えば、こぶしファクトリーも相撲を取るので、括りとしては遠くない部類ですよ。
 
広瀬:なるほど!
 
塚本:曲中に藤井さんと和田さんがずっと相撲を取っているイメージというか。
 
——近いかどうかは別として、遠くはない。
 
塚本:……こぶしのファンのかた、ごめんなさい!
 
広瀬:こぶしも曲中に劇みたいなことをするのが多いので。「ラーメン大好き小泉さんの唄」もラーメン食べたりしてるところがあるし、「押忍!こぶし魂」も劇チックなところがあるので、そういう部分では似てるところもあるのかなって。
 
塚本:ありがたいお言葉です! でも、本当に楽しみ。こぶしさんの夏の魔物でのセトリを勝手に妄想してます。
 
広瀬:私たちもまだ知らないんですけど、盛り上がる曲をやりたいですね。
 
塚本:メロン記念日さんの「This is 運命」をこぶしさんがやっているバージョンがすごい好きで。フェスに絶対合うと思う。
 
広瀬:ハロプロのライブではもちろん、対バンとかでやっても湧きかたが別格というか。お客さんの声が尋常じゃないんですよ。オケが聞こえなくなるくらい。
 
塚本:魔物の層に刺さりそう。掟(ポルシェ)さんも出るので、そういう世代のかたにも届くと思う。不安点はありますか?
 
広瀬:爪痕を残そう、覚えて帰ってもらおうっていうメラメラ感がすごいあるんですけど、それがアイドルフェスじゃないところでも通用するのかなって。でもみんな楽しみにしています。
 
塚本:ブログでも「爪痕」って言葉をよく書かれていますよね。ハングリーさというか、ガツガツな感じがいいなって。
 
広瀬:闘争心みたいなのがあって。盛り上がったらよかったねって話もするし、ダメだったときは、特に対バンだととことん落ち込んで、みんなで反省会します。
 
——空振りしたかなというときもあるんですか?
 
広瀬:ありますね。今日は完全に空回ったなって。そんなに盛り上がらなかったときとか。次はお客さんを呼べるようなライブをしないとって話はよくします。
 
塚本:真面目。
 
広瀬:真面目なメンバーもいるんですけど、そうじゃないメンバーも結構多いので(笑)。浜浦彩乃ちゃんはライブに真っ向から向き合っているんです。私はリーダーをやらせていただいているし、他のメンバーよりも多少は対バンを経験させていただいているので、「今日はあそこがダメだったね」っていうのを客観的に見て話すように心掛けていて、浜浦彩乃ちゃんも共感してくれるんですけど、一部の不真面目なメンバーは「そう? 今日も盛り上がったでしょ」みたいな感じなんですよ。
 
——田口夏実さんとか?
 
広瀬:その界隈です(笑)。悪ガキっぽい子たち。小川麗奈ちゃんは元々自分の意見を主張をしない子なので、聞いてるのか聞いていないのかっていう感じだったりするんですけど、最近はやっと、みんなで真面目に反省会を作れるようになってきました。そこは成長したかなって思います。
 
塚本:中高生なのにすごい。でも絶対ウケると思います。青空の下でこぶしさんが湧かせているのは想像できます。楽しみでしかない! あと、これは個人的なことなんですけど、私、対バンとかでご一緒しても声をかけられないんですよ。年も離れてるし(笑)。だからいつかちゃんとお話をさせていただける機会があればと思っていたんですけど、それが今日、叶ったのが嬉しいです。
 
広瀬:えー!
 
——先日の@JAMのときも「カントリー・ガールズに挨拶したいんだけどどうしよう」って落ち着きがなかったですよね。
 
広瀬:でも梁川(奈々美)ちゃんと写真撮ってましたよね。
 
塚本:これも逃したら会える機会がないので、あの日ばかりは頑張りました(笑)。
 
広瀬:カントリーさんは滅多にフェスに出ないですもんね。でも、その気持ちはわかります。私も入る前からハロプロが大好きで。一番最初のハロコンのリハはずっとおどおどしてました。どこ見てもメンバーさんがいるじゃないですか。「あ! ℃-ute!」みたいな。いまは「℃-uteさん」ですけど、当時はただのファンだったので。「どうしよう、なっきーがそこにいる」みたいな感じでした(笑)。
 
塚本:どうしよう、私、今日はヲタの感じを出したくないのに(笑)。「生タマゴShow!」(※ハロプロ研修生の発表会)によく行っていて、こぶしさんが結成される流れはリアルタイムで追ってました。それこそ大森靖子ちゃんと「名前最高!」みたいな感じで大騒ぎしたんですよ。長い歴史があるなかで、すごいハロー!プロジェクトっぽい名前だなと思ったんですよ。違和感なかったですよね?
 
——広瀬さんの友達みたいに「こぶし?」みたいにはならなかったですよね。「なんて面白くていい名前なんだ!」ってなりました。
 
塚本:そのちょっと前にアンジュルムさんができて。「天使の涙」ってちょっと洒落てる感じだったので、こぶしファクトリーっていう名前を聞いて、お腹を空かせていた身としては、「待ってました!」ってなったんですよね。発表動画が面白かったですもんね。「うちの犬の名前……」って(笑)。
 
広瀬:田口が飼ってる犬が「こぶし」なんですよね(笑)。最初は本当にびっくりしましたね。
 
——話を戻すと、こぶしファクトリーは対バンイベントやフェスはかなり意識しているとのことですが、ハロー!プロジェクト内でも負けないぞっていう気持ちもあるのでしょうか?
 
広瀬:偉大な方々なので、越していかないとっていう思いもあるんですけど、ハロー!プロジェクトのメンバーってハロー!プロジェクトのファンでもあるんですよ。ハロプロが大好きで入ったメンバーが多いので、先輩への憧れがあるんです。だから、まずは先輩よりも他のアイドルさんに勝っていかなきゃっていう気持ちもあるんだと思います。
 
——なるほど。他のイベントに出るときはハロプロを背負っている気持ちがあるんでしょうね。
 
広瀬:私たちが「今日は微妙だったかな」っていうライブをしてしまったときに「さすがハロプロだね」みたいに言われると、「ハロプロはもっともっとできるのに」って思うんです。ハロプロは私たちだけじゃないし、もっとすごいんだよって。
 
塚本:ファクトリーって名前がついていることで、Berryz工房さんの名前を引き継ぐっていうプレッシャーみたいなものもありますか?
 
広瀬:Berryz工房さんのメンバーさんに会わせていただいたときに、「こぶしは雰囲気がBerryz工房に似てるね」って言っていただいたこともあるんです。ちょっとおちゃらけたりするところとか。でも、Berryz工房さんはスキルがあってのことじゃないですか。かっこいいところがあって、面白いところもある。私たちは研修生から上がってきて、何もないので、スキルを磨いていかないといけない。そこができないとふざけることもできない。歌がボロボロになったり、ダンスが雑になったりするのはダメなので、そこをしっかりしつつ、みなさんに楽しんでいただかないといけないなって考えています。
 
塚本:背負っているものが大きいですね……。
 
広瀬:Berryz工房さんが何年もかかって積み上げてきたものがあって、そこはどうあがいても敵わない部分がある。こぶしはこぶしなりに、まだまだなりに頑張っているっていうのを見せていきたいです。歌もダンスもヘタでも一生懸命やっていこうって。
 
——全然ヘタじゃないのに。
 
塚本:そうですよ! 前提として素晴らしいんです! でも、デビューしてからそんなに経ってないゆえのどん欲さとか、いましか見れない輝きを放っているので、青森で弾けてくださればって思います。よろしくお願いします。
 
広瀬:頑張ります。よろしくお願いします。
 
——なんだか締めみたいになっちゃいましたけど、もうちょっと話してみませんか?
 
塚本:もうこれ以上お時間取らせるのが……。
 
——いや、まだ予定の時間内なので(笑)、塚本さんが気になることを聞きましょうよ。
 
塚本:いいんですか? 個人的なハロプロ話とか……。
 
広瀬:是非。
 
塚本:あの、気になっている研修生はいますか?
 
広瀬:あはは(笑)。ただただ好きな推しメンは加賀楓さんなんです。
 
——ずっと言ってますよね。
 
広瀬:ファンのかたにも、加賀さんに対しての目線はただのファンだねってよく言われます(笑)。それと、新しく入ってきた横山玲奈ちゃんが憧れの先輩として私を挙げてくれていて、それがすごく嬉しくて。目がパッチリしていて、高一なんですけどちょっと幼さがあってすごい可愛いなって思うので、注目してます。研修生は誰推しとかありますか?
 
塚本:私が好きな人は昇格していくんです。最近だと小野田紗栞ちゃんが好きで、つばきファクトリーさんに入りましたよね。あと、まおぴん(秋山眞緒)も。
 
広瀬:まおぴん可愛い!
 
塚本:そのふたりがつばきさんに入ったので、次は前田こころさんが昇格してくれたらいいなって思っています。スタイルがよくて、ステージでも目がいきますよね。
 
——塚本さんはカントリー・ガールズに途中加入したふたりを予言していたんですよ。
 
広瀬:え?
 
塚本:誇れることじゃないんですけど、当たるんです(笑)。こぶしさんも、次にデビューする12人みたいなのを挙げたんですけど(おへその国開国記念!塚本舞が選ぶ「今キテる」ハロプロ研修生12人)、全員入っていて。
 
広瀬:えー! 私と井上もですか?
 
塚本:ふたりが入る前に書いたので入ってないんですけど、他の6人は入っています。
 
広瀬:すごい! こぶしの人選って意外だったと思うんですけど……。
 
塚本:あの時、まだ藤井さんとか野村(みな美)さんはそこまで推されてなかったというか。その年に歌った「My Days for You」がよかったんですよね。
 
広瀬:ああ、公開実力診断テストのときの。
 
——ほかにも室田瑞希さんとか牧野真莉愛さんとか、ことごとくグループに入ったんですよね。
 
広瀬:すごい!
 
塚本:そんなことをご本人の前で言うのが恥ずかしい……。私も10歳若かったらハロプロ研修生に入りたかった(笑)。みなさんは昇格してデビューしてスタートっていう気持ちだと思うんですけど、ハロプロ研修生自体が憧れなんです。ハロー!プロジェクトの重んじるべき厳しさをしっかり指導されている感じがファンからしたら堪らないんです。
 
広瀬:浜浦彩乃ちゃんとか田口夏実ちゃんとか長かったので、ファンのかたも根強いんですよね。私もナイスガールトレイニー時代から応援してくださるかたがいて嬉しいです。でも、ナイスガールトレイニー時代はハロプロ研修生は羨ましいっていう感情しかなくて。 

——なるほど。
 
広瀬:でも、入ってみたら研修生なりのつらさがあって。みんながよく言う、後輩がデビューしていっちゃうつらさとか、研修生に入ってからわかりました。それぞれ違うつらさを味わっているんだなって思いました。だからこそ頑張りたいなって。
 
塚本:あやぱんさんと井上さんのふたりがトレイニーからきて、まだどんな子かわからなかったときに、歌声ですべてをねじ伏せていったのが素晴らしかったです。鮮烈なデビューでしたよね。
 
広瀬:本当ですか!? ありがとうございます。やってやるぞっていう思いはありました。私が育ってきた場所としてナイスガールトレイニーへの思いはいまでも強くて、ハロプロじゃないからといって舐めてほしくないっていうのがありました。「念には念」で歌割りをたくさんいただいたなかで、私と井上玲音ちゃんは覚えてもらわなきゃっていう気持ちが強かったです。玲音ちゃんは私もびっくりするくらい歌声が変わりました。玲音ちゃんも「トレイニー舐めるなよ」っていう気持ちが強かったみたいです。いま「念には念」の初披露の動画を見たら、やりすぎでしょって思うんですけど(笑)。
 
塚本:あのときの覇気はそういうことだったんですね。
 
——広瀬さんはナイスガールトレイニーとハロプロ研修生とハロー!プロジェクトを背負っているわけですね。
 
塚本:それを魔物に持ってくると。これは見るしかない!
 
広瀬:いやいやいや。ちなみに、こぶしだったら誰が好きなんですか?
 
塚本:ええっ! どうしましょう。これは難しい……こぶしはみんなを好きで……。
 
——急にしどろもどろに(笑)。正直に言うのがいいと思いますよ。
 
塚本:あの、ハロプロあるあるだと思うんですけど、同じメンバーカラーを好きになるんですよね。鈴木香音ちゃんとか佐藤優樹ちゃんとか。
 
——緑だ。
 
広瀬:こぶしだと、さこ(和田桜子)。
 
塚本:……って答えてるんですけど。あやぱんさんは歌で見せるタイプですけど、和田さんは見ていて癒されるタイプというか。でも、本当にみんな魅力的なので。
 
広瀬:さこ絶対喜びますよ!
 
塚本:え、じゃあ青森で(笑)。
 
広瀬:さこは超人見知りなので、私から話しておきます。
 
塚本:よろしくお願いします……。夏の魔物で一緒に写真撮りたいアイドルさんいます?
 
広瀬:それこそゆるめるモ!さんとか生ハムと焼うどんさんとか。あのちゃんはすごいかわいいなと思いますし、生ハムと焼うどんさんのお客さんをステージに上げちゃうフリーダムな感じが好きです。
 
塚本:そんな言葉を聞くのが新鮮です。
 
広瀬:ハロプロのメンバーはハロプロ限定で好きな子が多いんですけど、私はアイドルが全体的に好きなんですよ。だから今回、みなさんと共演させてもらえて嬉しいです。
 
塚本:ありがとうございます。当日はよろしくお願いします!